いつも当ブログの短い物語をお楽しみいただき、ありがとうございます。
今日は、ご自身でも小説やブログを書かれているクリエイターの方へ向けて、「一粒で二度おいしい」自作小説の新しい楽しみ方をご提案したいと思います!
それはズバリ、**「GoogleのAIツール『NotebookLM』を使って、自作小説の『AIポッドキャスト(ラジオ番組風の対話型音声)』を作る」**というハックです。
AIがあなたの小説の「ラジオ番組」を作ってくれる!?
NotebookLMというAIツールに自分の小説を読み込ませると、なんとAIが男女2人のパーソナリティになりきって、作品についての**「深掘りラジオ番組」**を自動生成してくれるんです。
実際にやってみると、なんだか自分の書いた物語が、超有名なベストセラー作品として番組で紹介されているみたいで、作者としてはめちゃくちゃテンションが上がります(笑)。
AIが自分の物語をどう解釈し、どのシーンに注目するのかを客観的に聴くことができるので純粋に楽しいですし、「あ、そんな見方があったのか!」と、新しい気付きを得ることも多いです。
ここが面白い!AIの異常な「人間臭さ」
実際に使ってみて感じたデメリットを挙げるとすれば、「漢字の読み間違い」が時々あることですね。(今回の私の作品だと「愛(いつく)しみ」の読み方に苦戦していました)。でも、文脈で意味はちゃんと通じるので、ご愛嬌として十分楽しめます。
そして何より驚くのが、AIなのにすごく人間臭いところです。
パーソナリティ同士で意見が食い違って議論白熱したり、「えーっと」とか「あのー」などの自然な相槌を打ったり、さらには業界用語でいう「噛む(言い直す)」ことまでやってのけます。まるで本当に生放送で、台本なしで人間が喋っているかのようなリアルさがあるんです。
作成手順は拍子抜けするほど簡単
作り方は驚くほどシンプルです。
- NotebookLMを開く
- 自作小説を「テキスト」として貼り付ける
- リクエスト(プロンプト)を入力して「音声解説」ボタンをクリックする
これだけです。あとは10分ほど待つだけで、本格的な音声番組が自動で生成(デプロイ)されます!
実際に作ってみた音声がこちら
今回、当ブログで公開している**童話『愛しみの桃太郎』**についてのAIポッドキャストを作ってみました。もし良かったら、ぜひ聞いてみてください!
《 noteの下記ページで公開中! リンクをクリックしてお楽しみください。》
👉note「新解釈・童話『愛しみの桃太郎』ラジオ番組風AIポッドキャスト」
物語の本編は下記のリンクからお読みいただけます。
【技術的なワンポイント】
今回、AIに指示したリクエスト(プロンプト)はこんな風にしてみました。
「童話『愛(いつく)しみの桃太郎』について、映画の紹介のように、視聴者に物語の魅力をご紹介する内容にしてください。あらすじは正確になぞる感じでお願いします。」
このプロンプトを少し変えるだけで、番組の方向性や語り口調がガラッと変わります。「コメディタッチで」「辛口評論家風に」など、色々なパターンを作って検証してみるのも面白いですよ。
もちろん、プロンプトを空っぽのままにしても、AIが独自の解釈で面白いラジオ番組を作ってくれます。
コツとしては、一回のプロンプトに思いの丈(たけ)を全部ぶっつけて、一投入魂で作成することです。一度作成された音声ファイルに対して「ここを直して」と伝えることもできますが、あまりうまくいきません。
例えば今回、「愛しみの桃太郎」を「あいしみのももたろう」と発音していたので、AIに「いつくしみのももたろう」に変更してください。とお願いしたら、冒頭の5分間、男女のパーソナリティが、「『あいしみ』ではなく『いつくしみ』と読むんですよ、これはなぜですかねー」などと、おかしなことで盛り上がっていました。(笑)
まとめ|自作小説を“聴く作品”に変える新しい楽しみ方
今回ご紹介したように、NotebookLMを活用すれば、自作小説をただ「読む」だけでなく、AIポッドキャストとして「聴いて楽しむ作品」へと拡張することができます。
AIによるラジオ番組風の対話は、自分では気づかなかった視点や解釈を与えてくれるため、創作の振り返りやブラッシュアップにも非常に有効です。
また、読者にとっても音声という新しい入り口が生まれることで、作品への没入感や理解度が高まり、これまでとは違った楽しみ方を提供できます。
作り方もシンプルで、特別なスキルは不要です。
だからこそ、
- 執筆の息抜きとして楽しむ
- 作品の客観的な分析に使う
- コンテンツとして発信の幅を広げる
といった形で、幅広く活用できるのが大きな魅力です。
NotebookLMで自作小説を音声化するという新しい体験を通じて、
「書いた作品を、もう一度“別の形で味わう”」
そんな一粒で二度おいしい体験を、ぜひ一度試してみてくださいね!
