SF小説

SF短編小説『懲役15,000年の受刑者』

死刑が廃止され、人格をデータ化して仮想空間で「1万5千年の時間」を与える刑罰が生まれた未来。愛する女性を取り戻すため大罪を犯した男は、彼女との再会だけを胸に途方もない刑期へと旅立つ。生命の定義と究極の愛を問うディストピアSF短編小説。
現代ファンタジー

スピンオフ作品『感情の忘れ物日記 ~不定期の忘れ物~』No.04:相沢、池袋に行く

連載小説『感情の忘れ物』スピンオフ第4弾。白手袋用のアイロンを探して池袋を訪れた吉祥寺の管理人・相沢。巨大コスプレイベントで悪漢を華麗に制圧した彼は、奇跡のコスプレイヤーとして大歓声を浴びることに!?相沢の意外な素顔が光る痛快休日コメディ!
現代ファンタジー

スピンオフ作品『感情の忘れ物日記 ~不定期の忘れ物~』No.03:リアムの初デート

連載小説『感情の忘れ物』スピンオフ第3弾!かつて人々の感情をバグと断定し消去していた影山リアム。彼が感情を復元した少女・ルナに一目惚れされ強引に秋葉原デートへ連れ回されることに!?クールで皮肉屋なリアムが不条理に振り回される異色のラブコメ回
現代ファンタジー

スピンオフ作品『感情の忘れ物日記 ~不定期の忘れ物~』No.02:巣鴨の親衛隊

「感情の忘れ物」の賑やかな日常を描くスピンオフ第2弾。如月淳の勘違い、そして巣鴨のお年寄りたちの峰岸理沙への深すぎる愛が引き起こす大騒動。愛する理沙を守るため闘魂鉢巻を締め武装した「巣鴨親衛隊」が怒濤の勢いで結集し謝罪に来た三浦を……?
現代ファンタジー

スピンオフ作品『感情の忘れ物日記 ~不定期の忘れ物~』No.01:須藤の誕生日

毎日他人の感情ノイズに悩まされる新宿の遺失物管理人・須藤陸。自分の誕生日すらやり過ごそうとしていた彼が帰宅すると、暗闇の中で理沙の背中からかつての「黒い蔦」が蠢いていて——!?本編の激闘の裏で紡がれる『感情の忘れ物』スピンオフ小説第1弾。
現代ファンタジー

連載小説『感情の忘れ物8 東京・篠原綾乃編 ~白紙のユートピア~』第11話(最終話):失くしたものが帰る場所

システム崩壊から一ヶ月。騒がしい日常を取り戻した吉祥寺の遺失物取扱センターに、ある女性が訪れる。過去の呪縛から解放された彼女が選んだ新たな道とは。迷子になった感情が集まる場所で紡がれる、静かなエピローグ。
現代ファンタジー

連載小説『感情の忘れ物8 東京・篠原綾乃編 ~白紙のユートピア~』第10話:ノイズまみれの青空

相沢の浄化の光が優しく包み込んだのは、幼き日の哀しい呪縛だった。システムが機能を停止し、東京の空に極彩色の感情が還っていく。不器用な祈りの果てに、ノイズまみれの、泥臭くて美しい日常が戻ってくる。
現代ファンタジー

連載小説『感情の忘れ物8 東京・篠原綾乃編 ~白紙のユートピア~』第9話:白紙の上の約束

メルトダウン寸前のシステム。事態を収束させるため、相沢はシステムを根底で動かしている「たった一つの感情」と向き合う決意をする。三十年の時を超え、二人の幼なじみが交わした約束が果たされる時。
現代ファンタジー

連載小説『感情の忘れ物8 東京・篠原綾乃編 ~白紙のユートピア~』第8話:白紙を染める五色のノイズ

規格外のノイズが逆流し、崩壊の危機に瀕する中枢サーバー。純粋な善意で作られたシステムは、人間の底知れぬ業の前に軋みを上げる。混乱する綾乃の元へ静かに歩みを進める相沢。白紙の世界に、少しずつ色が戻り始める。
現代ファンタジー

連載小説『感情の忘れ物8 東京・篠原綾乃編 ~白紙のユートピア~』第7話:五つの要石

影山リアムの合図をきっかけに、新宿、巣鴨、上野、吉祥寺の各駅の管理者たちが、かつて封印した最も重く泥臭い「人間のノイズ」を一斉に解放する。機械には到底処理しきれない、人間たちの生きた証がシステムの中枢へと雪崩れ込んでいく。