新解釈・童話『愛しみの桃太郎』シリーズ(全4話、外伝、スピンオフ)

桃太郎が刃を向けたのは、自分を愛した「本当の親」だった――。

鬼は悪で、人間は善。
私たちが信じて疑わなかった昔話の常識が、今、静かに覆される。

頭にツノを持たずに生まれた「忌み子」の鬼。
掟から彼を守るため、涙ながらに桃に乗せて川へ流した鬼の夫婦。
そして、人間の老夫婦の愛情を一身に受け、心優しき怪力無双の英雄として育った少年、桃太郎。

村を脅かす悪鬼を討つため、勇んで鬼ヶ島へ乗り込んだ彼を待っていたのは、戦意を持たずに微笑む老いた鬼の夫婦と、突きつけられた残酷な「血の真実」だった。

人間の欲望が生み出した「偽りの正義」と、種族を超えて注がれる「本物の愛しみ」。
己のアイデンティティを失った英雄は、何を守り、何を斬るのか?

これは、桃から生まれた一人の鬼が、本当の愛と家族を取り戻すまでの、壮大で心揺さぶる魂の記録。


桃から生まれたその子が求めたのは、鬼退治ではなく、愛する家族でした。
誰も知らなかった童話『桃太郎』の真実を語る、長い長い愛の物語。
新解釈・童話『愛しみの桃太郎シリーズ(全4話、外伝、スピンオフ)』
ぜひ、お楽しみください!