連載小説『感情の忘れ物』シリーズ(全10話)

あなたの『心』、預かっています。
吉祥寺駅の片隅で起きる、涙と再生の奇跡――。

吉祥寺駅北口にある、少し不思議な「遺失物取扱センター」。
そこには、傘や財布だけでなく、「誰かが置き忘れた感情」が届けられる。

白い手袋越しに「感情の形」を見ることができる、特別な能力を持つ係員の『相沢』。

誰かが電車に置き忘れた、痛み、悲しみ、そして愛。
彼は淡々と、迷子になった「心」を持ち主へ返し続ける。

――彼自身が、かつて捨ててしまった「自分の心」には蓋をしたままで。

ラスト、彼が白い手袋を外す時、あなたはきっと涙する。
空っぽの器だった男が、色鮮やかな世界を取り戻すまでの全10話。今ここに完全公開。

★読後、世界が少しだけ愛おしくなる。至高のヒーリング・ストーリー。


この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は、実在のものとは関係ありません。