「ポケット、確認しました」
クリーニング店のタグに書かれた、たった10文字の事務連絡。
でもそれは、名もなき店員から、戦う父へ、 そして未来を歩く娘へと手渡された「バトン」でした。
くたびれたチャコールグレーのスーツと、 小さなピンク色の靴下。 日常の隙間にこぼれ落ちた優しさを拾い上げる、 全3話の優しいクロニクル(年代記)。
捨てようとしたスーツの中に、父の歴史と、私の未来が入っていました。
すべての伏線が繋がった時、あなたの心は洗われる。 読後、きっと誰かに優しくしたくなるヒーリング・ストーリー。
【第1話】 ~ポケットから戻ってきた、小さな温かい忘れ物~

短編小説『クリーニング店のタグに書いてあったこと』
疲れた仕事帰り、クリーニング店から戻ってきたスーツのタグに書かれていた意外な言葉とは?読んだ後に少しだけ世界が優しく見える、日常の小さな奇跡を描いた心温まる物語。
【第2話】 ~ポケットの中の迷子~

短編小説『クリーニング店のタグに書いてあったこと2』 ~ポケットの中の迷子~
夕暮れのクリーニング店。疲れた男性客のスーツのポケットから出てきたのは、片方だけの小さな子供の靴下でした。これは、あのスーツを受け取った、クリーニング店の女性店員の視点から描いた、もうひとつの心温まる物語。
【第3話】 ~時を超えて届いたエール~

短編小説『クリーニング店のタグに書いてあったこと3(完)』~時を超えて届いたエール~
引っ越しの荷造り中、父の古いスーツから出てきた変色したタグ。そこに書かれた「ポケット、確認しました」の文字が、家族の昔話を蘇らせる。名もなき店員さんの優しさが、十数年の時を超えて娘に届く、感動のシリーズ完結編。