個人ブログがアドセンス審査に合格するための必要条件を調べたよ
皆さん、こんにちは。現役SE兼プログラマとして日々スパゲティコードと格闘しながら、隙間時間でショートショートを書き綴っている田中パスタです。
当ブログ「読むだけで心が整う、短いストーリー集」も、コツコツと書き溜めた甲斐あって記事数(作品数)が順調に増えてきました。某IT企業に勤める一般のサラリーマンとして、勤続30年。人生の折り返し地点を過ぎた今、いっちょ前に「Google AdSense(グーグルアドセンス)」の審査に申し込んでみることにしました。
あわよくば、コーヒー代やサーバー維持費の足しになれば……という、システム屋特有の「ちょっとした不労所得への憧れ」があったことは否定しません。
しかし、IT業界の端くれとして事前にネットの海をクロール(調査)してみると、どうやら最近のAdSense審査は非常に厳しくなっているようです。特に、私のような「小説(フィクション)だけを掲載しているブログ」は、GoogleのAIから「有用性が低い」とみなされやすく、苦戦を強いられるという不穏な情報が散見されました。
そこで今回は、システム開発の最上流工程である「要件定義」のつもりで、AdSense審査に合格するための必要条件(仕様)を徹底的に洗い出してみました。現在AdSense審査に挑んでいるブログ運営者の方、そしてこれから挑もうとしている方。ぜひ私と一緒に、Googleという巨大なブラックボックスの仕様をデバッグ(検証)していきましょう。
AdSense審査を突破するための10のシステム要件(非公式仕様書)
Googleの公式ガイドライン(難解なリファレンスマニュアル)や、先人たちが残してくれた知恵(GitHubのIssueのようなもの)を総合すると、合格には以下の10個の要件を満たす必要があるようです。
1. コンテンツ要件(中身の質と量)
システムで言うところの「メイン機能」です。最も重要なのが「独自性(オリジナル)」であり、ユーザーにとって「有用(役に立つ)」であること。他サイトからのコピーや、昨今流行りのAIによる自動生成記事は論外です。目安として、10〜20記事以上、1記事あたり800〜1500文字程度のボリュームが求められます。私のショートショートは1500文字を超えるものがほとんどなので、ここはクリアできそうです。
2. サイト構造(分かりやすい設計)
トップページを見ただけで「どんなサイトで」「誰が運営していて」「どんなコンテンツがあるのか」が一目で分かるUI(ユーザーインターフェース)が必要です。ユーザーが迷子になるような複雑なディレクトリ構造は、システムエラーの元です。
3. 必須ページ(信頼性の担保)
サイトの身元を保証するための「非機能要件」ですね。「プライバシーポリシー」「お問い合わせフォーム」「運営者情報(Aboutページ)」「サイトマップ」の設置は必須(デフォルト仕様)とされています。これがないサイトは、名刺を持たずに営業に行くようなものです。
4. 運営者の実在性(E-E-A-T)
最近のGoogleが最も重視していると言われる「E-E-A-T(経験、専門性、権威性、信頼性)」です。「どこの馬の骨とも分からない誰か」ではなく、「こういうバックボーンを持った人間が書いている」と明確にするプロフィールやSNSリンクが求められます。
5. コンテンツのオリジナリティ
まとめサイトや、内容が極端に薄い「今日はラーメンを食べました」的な日記記事は、Googleのインデックス(検索エンジンのデータベース)から弾かれる可能性が高いです。DBの容量の無駄遣いと判断されるわけですね。
6. ユーザー体験(UX)
サイトが見やすく、ナビゲーションが機能していること。リンク切れ(404エラー)がなく、スマホでも綺麗に表示されるレスポンシブ対応が必須です。表示速度が遅すぎるのも、UX低下を招くためNGとされます。
7. 技術要件
独自ドメイン(当サイトでいう e-webtools.net)で運用され、通信がHTTPS(SSL暗号化)化されており、Googleのクローラー(巡回ロボット)が正常にサイト内をクロールできる状態であること。
8. 禁止コンテンツがない
アダルト、暴力、違法コンテンツ、著作権侵害など、Googleのポリシーに違反する要素が一切ないこと。私の書く小説は、日常のちょっとしたストレスや不思議な体験を描いた健全なものばかりです。ここは全く問題ありません。
9. コンテンツ不足でないこと
実は、AdSense不合格の理由で最も多いのが「有用性の低いコンテンツ」という非情な宣告です。記事数が少なかったり、内容が薄かったりすると、問答無用で弾かれます。AIにとっての「有用性」とは何なのか、これが後々、私を深く悩ませることになります。
10. サイトテーマが統一されている
小説、仮想通貨、最新ニュース、今日のランチ…と、ジャンルがバラバラの「雑記すぎるブログ」は、専門性が低いとみなされて不利になります。単一のテーマで深く掘り下げている「特化型ブログ」の方が、システムとしての目的が明確であると評価されるようです。
さて、要件定義(要件の洗い出し)は完了しました。次回の第2回では、これらの要件を満たすべく、私がWordPress上に実装した「具体的な対策(コーディングと環境構築)」と、記念すべき「初めての審査結果(そして吐き出されたエラーログ)」についてご報告します。
《 記事一覧 》
コラム:『小説掲載ブログがGoogleアドセンスの審査で「有用性が低い」とフラれた理由を、現役SEがデバッグしてみた』
第1回:序章 ~個人ブログがアドセンス審査に合格するための必要条件を調べたよ編~
第3回:落選2回目 ~ナビゲーションを充実させて見やすいサイトを作ったよ編~
第4回:いざ3回目の審査へ ~コラムやノウハウのコンテンツを作ったよ編~



