短編小説『夜空へのラブレター』(前編・後編)

日曜日の夜。家族のために高層ビルでひとり残業を続けるお父さん。
お母さんと娘のななみは、毎日頑張るお父さんに「ありがとう」を届けるため、オフィスの窓から見える花火大会を利用した「特大のサプライズ」を計画していた。

迎えた当日。夜空を見上げるお母さんとななみ。そして、オフィスから外を見つめるお父さん。
離れた場所にいるそれぞれの胸には、相手をあっと言わせる「もうひとつの秘密」が隠されていて……?

離れていても、心は繋がっている。
不器用で最高に愛おしい、家族の心温まるアンサンブル・ストーリー。

【▼ 前編】
「今度の日曜日も仕事なんだ…。」寂しそうなパパに、二人が贈ったサプライズ。 夜空に舞った、世界で一番きれいな一瞬のラブレター。

【▼ 後編】
第1話の「あの違和感」が、涙に変わる。見上げる家族と、見下ろすパパ。二つの「大好き」が交差する、感動の完結編。