ヒューマンドラマ

短編小説『明日から僕のデスクに座る新入社員の君へ』

「この文章にはトリックが含まれています」——異動する先輩から新入社員へ残された引き継ぎノート。そこに記されていたのは、まるで別人のように矛盾する「ある先輩」の姿だった。仕掛けられた謎を解いた先にある、心温まる真実とは?
コメディ

短編小説『フールの福音』

IT用語「フールプルーフ」の意味を致命的に勘違いした営業マン。数億円の契約がかかる重役会議で彼が放った、最悪のプレゼンとは?純文学風の流麗な文体で描かれる、笑えるお仕事コメディ短編小説。
ヒューマンドラマ

連載小説『感情の忘れ物5 品川・三浦省吾編』第8話(最終話)~食後のコーヒー:吉祥寺への招待状(Cafe)~

浄化され「ただの料理人」に戻った三浦。それから2ヶ月後、彼は自分の手に負えない恐ろしい忘れ物「黒いスマホ」を抱え、吉祥寺の管理者・相沢のもとへ逃げ込んでいた。新たなる脅威の目覚めを告げる堂々の完結編。
ヒューマンドラマ

連載小説『感情の忘れ物5 品川・三浦省吾編』第7話 ~デザート:浄化の白手袋(Dessert)~

激痛にのたうつ三浦の前に現れたのは、吉祥寺の相沢が託した「浄化の白手袋」だった。極上のデザートと思い込み手袋を飲み込んだ三浦の体内で、圧倒的な強制洗浄が始まる!光の奔流と共にすべての悪意が吹き飛ぶ。
ヒューマンドラマ

連載小説『感情の忘れ物5 品川・三浦省吾編』第6話 ~メインディッシュ:新宿の猛毒チーズ(Grand Plat)~

激突する新宿の掃除屋・須藤と品川の狂シェフ・三浦。須藤は自身のヘッドフォンに溜まった何万人もの「ドス黒いストレス」を三浦に放り投げる。限界まで発酵した猛毒の珍味を貪り食った三浦の身体に、かつてない異変が!?
ヒューマンドラマ

連載小説『感情の忘れ物5 品川・三浦省吾編』第5話 ~口直し:デジタルのソルベ(Sorbet)~

理沙を守るため、天才ハッカー・リアムが三浦の脳にハッキングを仕掛ける!しかし、強大な感情エネルギーを持つ三浦には通用しない。絶体絶命のピンチに、新宿の「あの不機嫌な男」が最悪のタイミングで乱入する!
ヒューマンドラマ

連載小説『感情の忘れ物5 品川・三浦省吾編』第4話 ~肉料理:捕食者のロースト(Viande)~

美味すぎる料理に隠された違和感。リアムは店内の客が感情を抜かれた「抜け殻」であることに気づく。ついに本性を現した三浦は、理沙の純粋な善意を狙って襲いかかる!逃げ場のない密室で最悪の捕食が始まる。
ヒューマンドラマ

連載小説『感情の忘れ物5 品川・三浦省吾編』第3話 ~魚料理:ボーナスのムニエル(Poisson)~

冬のボーナスで高級フレンチ『Le Miroir(ル・ミロワール)』を訪れた理沙とリアム。だが、出迎えた三浦の狙いは理沙がまとう「天然の善意」という極上の芳香だった。危険な捕食者が、何も知らない二人を密室のVIPルームへと誘い込む……。
ヒューマンドラマ

連載小説『感情の忘れ物5 品川・三浦省吾編』第2話 ~スープ:野心のポタージュ(Soup)~

大物議員が残した漆黒の「野心」を飲み込み、全能感に酔いしれる、レストラン『Le Miroir』総料理長 三浦省吾。より極上の食材(感情)を求める彼の標的となったのは、巣鴨の遺失物係・峰岸理沙だった。戦慄のフルコースに向けた仕込みが始まる!
ヒューマンドラマ

連載小説『感情の忘れ物5 品川・三浦省吾編』第1話 ~前菜:嫉妬のジュレ(Appetizer)~

連載小説『感情の忘れ物』第5シーズン開幕!高級フレンチの総料理長・三浦省吾は、客が置き忘れたハンカチに付着する紫色の「嫉妬」を味見してしまう。かつてない快感と超人的な活力を得た彼は、客のむき出しの感情を貪る狂気の美食家へと変貌していく。