連載作品

現代ファンタジー

連載小説『感情の忘れ物5 品川・三浦省吾編』第3話 ~魚料理:ボーナスのムニエル(Poisson)~

冬のボーナスで高級フレンチ『Le Miroir(ル・ミロワール)』を訪れた理沙とリアム。だが、出迎えた三浦の狙いは理沙がまとう「天然の善意」という極上の芳香だった。危険な捕食者が、何も知らない二人を密室のVIPルームへと誘い込む……。
現代ファンタジー

連載小説『感情の忘れ物5 品川・三浦省吾編』第2話 ~スープ:野心のポタージュ(Soup)~

大物議員が残した漆黒の「野心」を飲み込み、全能感に酔いしれる、レストラン『Le Miroir』総料理長 三浦省吾。より極上の食材(感情)を求める彼の標的となったのは、巣鴨の遺失物係・峰岸理沙だった。戦慄のフルコースに向けた仕込みが始まる!
現代ファンタジー

連載小説『感情の忘れ物5 品川・三浦省吾編』第1話 ~前菜:嫉妬のジュレ(Appetizer)~

連載小説『感情の忘れ物』第5シーズン開幕!高級フレンチの総料理長・三浦省吾は、客が置き忘れたハンカチに付着する紫色の「嫉妬」を味見してしまう。かつてない快感と超人的な活力を得た彼は、客のむき出しの感情を貪る狂気の美食家へと変貌していく。
コメディ

短編小説『怪人・ウツボ男爵の誤算4』~将軍の采配~

ウツボ男爵を死地に送った張本人・暗黒帝国の将軍。今日がヒーロー達の「合同ファン感謝祭」だと気づきつつも「ま、いっかー」と全てを放置し、ポテチ片手に『ギャバン』の録画を楽しむ。理不尽なダメ上司のリアルを重厚な文体で描く第4話。
コメディ

短編小説『怪人・ウツボ男爵の誤算3』~正義の地ならし~

起死回生の「巨大化」を図るウツボ男爵。しかし楽屋の外には、出番を待つ40体もの巨大ロボットが綺麗に整列していた。圧倒的な火力を前に、自ら極上のサンドバッグになる未来を悟り、静かに巨大化を諦める怪人の悲哀を描く第3話。
コメディ

短編小説『怪人・ウツボ男爵の誤算2』~正義の分配~

絶体絶命のウツボ男爵の前で、歴代ヒーローたちの醜い手柄争いが勃発。「Vシネの尺が欲しい」「おもちゃの売上が…」と大人の事情で揉める正義の戦士たちを前に、怪人はただ体育座りで涙を流す。特撮のお約束を覆す不条理コメディ第2話。
コメディ

短編小説『怪人・ウツボ男爵の誤算1』~孤独な悪党~

悪の怪人が意気揚々とワープした先は「東映まんがまつり」の楽屋だった!?出番待ちの200人の正義のヒーローに囲まれたウツボ男爵の絶望を描く、ユーモア純文学風の特撮ヒーローシリーズ第1話。「ちょっと、聞いてないんですけど…」
現代ファンタジー

連載小説『感情の忘れ物4 秋葉原・影山リアム編』第7話 ~共同デバッグ作業(Co-op Play)~

5万人分の悪意に脳を焼かれるリアムを救ったのは、須藤の「共有」と相沢の「浄化」だった!盾役と回復役に支えられ、リアムは最高速のタイピングでカウンターコードを構築。3人の異能が交差する胸熱の共同戦線!
現代ファンタジー

連載小説『感情の忘れ物4 秋葉原・影山リアム編』第6話 ~拡散される悪意のウイルス(Viral Infection)~

秋葉原の街頭ビジョンが乗っ取られ、大群衆の悪意が「感情のウイルス」となってパンデミックを起こす!リアムは単身ハッキングを挑むが、自己学習して適応するウイルスの前に、ついにCPU(脳)が限界を迎える。
現代ファンタジー

連載小説『感情の忘れ物4 秋葉原・影山リアム編』第5話 ~創作のバグと仕様(Feature or Bug)~

クリエイターの「産みの苦しみ」を非効率なバグと見なすリアム。しかし相沢と須藤は、それが名作を生むための「仕様」だと告げる。泥臭い感情が美しいプログラムへと昇華される瞬間を目の当たりにしたリアムは…。